● | 日本料理・西洋料理・中華料理・鮨の基礎技術の習得 |
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● | 各分野の基礎を基にした応用技術の習得 |
● | 集団給食など応用的技術の学習 |
● | 百畳敷大広間にて会席料理を提供する運営 |
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● | 茶懐石実習を通し、和の心を学ぶ |
● | 日本料理においての集団調理実践 |
1年次は調理人としてのマナーや基礎知識を身につけ、2年次は集団調理場での実践や校内の大広間を使った会席・茶懐石料理の実習を中心に実践力を高めます。
MON | TUE | WED | THU | FRI | |
1校時 | 調理実習 | 栄養学 | 公衆衛生学 | 食品衛生学 | 栄養学 |
2校時 | 〃 | 食文化概論 | 〃 | 調理理論 I | 食品学 |
3校時 | 〃 | 食品衛生学 | 〃 | 食品衛生実習 | 〃 |
4校時 | 食品学 | 調理理論 II | 調理実習 | 調理理論 I | 調理理論 II |
5校時 | 調理理論 I | 総合調理実習 | 〃 | 調理実習 | 調理実習 |
6校時 | 食品衛生学 | 〃 | サービス実践学 | 〃 | 〃 |
7校時 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
MON | TUE | WED | THU | FRI | |
1校時 | 調理実習 | 調理実習 | 調理実習 | 調理実習 | 調理実習 |
2校時 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
3校時 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
4校時 | 〃 | 〃 | 高度調理技術実習 | フードサービス実習 | 〃 |
5校時 | 〃 | 経営学 | 外国語 | 〃 | 〃 |
6校時 | 〃 | FC学 | 〃 | 〃 | 〃 |
7校時 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
学校での様々なイベントでは、みんなで意見を出し合い、一致団結して作業にあたるクラスメイトたち。授業ではもちろん、それ以外の部分でも、志をもって行動するところが僕のクラス、そして宮調生の良いところだと思います。 就職が決まった今、特に強く思うのは、どんな時でも身の周りを清潔に保つという習慣が身についたことは、とても良かったということです。料理人にとって基本中の基本ですが、それを身につけるのは簡単ではありません。 いつかは、子どもから大人まで、国内外から料理を食べに来てくれるような店を開くのが夢です。僕の料理を食べた人たちから、自然と笑みがこぼれるような、そんな料理を作る人になりたい。そのためにも、残りの学生生活に真剣に取り組みたいと思います。
赤坂 菊乃井 勤務 佐野 諒太さん 上級調理コース 日本料理専攻 平成28年卒 宮城県 KTC中央高等学院出身
京料理 菊乃井(京都・東京)、日本料理 なだ万(東京他)、料亭 つる家(京都)、瓢亭(京都)、ごだん宮ざわ(京都)、うかい亭(東京)、日本料理 八十嶋(東京)、ホテルメトロポリタン仙台、仙台国際ホテル、仙台ロイヤルパークホテル、秋田ビューホテル、ホテルメトロポリタン山形、ホテル きよ水(宮城)、伝承千年の宿 佐勘(宮城)、鷹泉閣 岩松旅館(宮城)、ホテル 一ノ坊(宮城)、鳴子ホテル(宮城)、古窯(山形)、裏磐梯ロイヤルホテル(福島)、児童養護施設 強羅暁の星園(静岡)、仙台厚生病院、宮城こども病院
※過去3年の主な就職先の抜粋であり、上記以外にも多くの就職実績があります。
■調理師免許(国家資格) ■食品衛生責任者 ■衛生専門士称号 ■調理師養成施設助手 ■フードコーディネーター3級(受験希望者) ■食育インストラクター(受験希望者) ■フード・テクニカル・マネージメント・コーディネーター(受験希望者)
日本料理専攻編
日本料理では、「五味五色五法」という定式(ていしき)があります。料理は、全体バランスを考えて、甘味、辛味、塩味、苦味、酸味の五つの味付けがしてあります。また、赤、青、黄、白、黒の五つの色彩をうまく取り入れ、季節感を出しています。「五法」とは、「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」そしてお造りのように生を活かした料理方法を指します。料理人はいつもこれらの定式を考え、料理し、盛りつけを行います。 と、こんな風に表現すると難しい世界のように感じますね。 私も日本料理を生業とする者の一人として、料理と向き合うときには常に意識し、調理をしていますが、それは最初から身についていたわけではありません。諸先輩方からの指導、そして長い経験の中で培われたものです。
宮城調理製菓専門学校では、日本料理の道を目指す者が、豊かな経験を積んでいくために必要な基礎・基本から学習しますし、私もそれを大切に学生の支援をしています。 料理人の大切な道具である包丁、それをしっかり研ぎ、自分のものとすること、基本的な技術を確実に身につけること、そして社会に出るための人格形成。これらを疎かにして一流になることはあり得ません。地味な作業の積み重ねが華やかな一皿を作り上げるのです。 この学校で学ぶことが、日本料理を目指す皆さんの礎となること、さらには新たな日本料理の魅力を切り開くこと、無形文化遺産となった日本料理を世界に広めていくことを心から願い、学生の成長を見守っています。