生徒自身が食に携わる者として、手間隙をかけて作物を育て、食材の大切さと四季折々の素材を学び、そして本来の味とさらに地産池消の精神を学びます。また作物を育てることにより、生きることや食べることの意味や、自然のめぐみ・自然への感謝の念など、人としての大切な部分を学ぶ「人間教育」の場となっています。
仏・伊国の各提携校(ジャム・ラムロワーズ 仏国立料理学校、CFPPA仏国立ワイン学校・伊国ホテル学校 IPASSAR Aurelio SAFFI)との人材交流プログラムや研修旅行、海外からの特別講師招聘を通して世界に通用するグローバルな視点を持つ調理師・製菓衛生師の育成に努めています。
文献による仙台藩伊達家晩饗応料理の再現、日本食文化の継承としてのおせち料理実習、又、300年の歴史を伝承する仙台堤焼の製作実習などを通して、郷土の歴史や名工から食文化伝承の大切さを学びます。
日本人として大切な礼儀作法や立ち振る舞い等を身に付けるため、仙台藩作法指南役の指導を受け、又、社会人として不可欠なマナー等を学ぶために、ビジネス教育講師を招聘し、職業人としての意識を高める教育と指導を行っています。
日本料理・西洋料理・中国料理・鮨の各協会が加盟している宮城県調理師会の全面的な協力のもと、ホテルやレストラン等から料理長やオーナーシェフ、パティシエが実技講師として派遣され、現場に即した技術だけでなく生きた情報が教授されます。